いつもはこんな朝霧くんだけど、良いところだって数えきれないくらいたくさんある。 バイトの帰りは、駅まで必ず送ってくれる。 『……駅方面に用事があるんで、ついでですから』 なんて、言いながら。 彼の事を好きになった理由だって、お客さんに言い寄られていたのを助けてくれたからだ。 『……そーいうの迷惑なんでやめてもらっても良いですか?』 私とお客さんの間に入りながらそういう彼は本当にかっこよかった。