「……近い、」 と言う彼の不機嫌な声と共に。 「あ、さ霧くん…?」 ムッと口を固く結びながらそう言う朝霧くんの方を向き名前を呼ぶと、目を大きくさせた。 「な、んで……先輩、泣いてるんですか?」 「え……!これは…… 「もしかして、千葉(ちば)先輩が泣かしたんですか?」 鋭い目付きで朝陽を睨む朝霧くん。 「ち、違うよ!!朝陽は悪くなくて……むしろ……」 ___朝霧くんのせい、