私は貴方に手紙を書きます。

震える指先で

文字を綴ります。

返事はこないと分かっていても

それでも貴方に手紙を書きます。

愛しい貴方に会えるよう

心のそこから祈っています。

あの日貴方に出会わなければと

何度思ったことでしょう。

あの日夢見た未来には

貴方の姿はありません。

微笑みは空へ

日々の輝きは星へと姿を変えました。

それでもやっぱり私には

貴方を忘れることはできません。


私は貴方に恋をしたのです。

苦しくて切ない

恋をしたのです。

優しくて温かい

恋をしたのです。


涙で文字が滲んでも

私の綴った切ない想いが

どうか貴方に届きますよう―――――…。