雲一つない昼下がり山奥の神社…
その神社の巫女と思われる少女が静かに目を閉じ祈祷を始めた
ー神様?聞こえておりますか?私はこの神社の跡取り…21代目麗依と申します…お聞きしたいことがあります…どうしたら私は強くなれるのでしょうか?私利私欲だと思われるとおまいます。修行に励む以外にも強くなれる方法があるのなら行いたいのです。これからも日本を…いえ大見得を着るようですがこの世界を守っていくために!!…知っておられたのならどうかお教えくださいー
言い切ると同時に「麗依」は目を開けた
麗依:今日もダメだったか…まぁ一度も答えてもらったことなけどね…はぁ~~ほんとに巫女って神様の声聞けんのかなぁ?
後ろから気配を感じた
?:タァーー!
気配を感じとったと同時に少女は高く飛び天井の柱に捕まった
麗依:んっと!なにしやがんだババァ!!
老婆:修行は本当に行っておるようじゃな…じゃがまだまだ甘い様じゃ
麗依:チッ
老婆:コラ!!普段そんな態度じゃから神様は、お話しなさらないんじゃ!!
麗依:うっせーな!修行してやってるだけでも評価してほいしいね!
老婆:そんなのは、当たり前じゃ!藍澤家(あいざわけ)の伝統を守るのも麗依(りい)?お前の仕事じゃ!!
「あたりまえ」を強調して強く言った