ナタデココ



「あのさ、嘘ついててごめん


俺は、長妻 拓じゃない

俺は、中村快斗。」


やっぱり、


「うん…」



「夏休み前、なぜか、長妻の姿になってた


だけど、誰にも本当のことを言わなかった


すぐに、玲哉にはばれちゃったけど


だから、俺は長妻じゃないのに君を


本当は、いけないって分かってた


でも………」


私は、だまって彼の話を聞いていた


その姿は、完全に中村そのもので疑いようもなかった


でも、本当に申し訳無さそうで、辛そうなだった