「遥、これあげる」 帰り際にこうちゃんがあたしに何かをさしだした。 「りんごあめ?」 「うん、遥りんご好きでしょ?たこ焼き食った後に渡そうと思ってたけど、遥寝ちゃったから。」 「う゛…ごめんね」 「いいって」 といってにっこり笑うこうちゃんにあたしも微笑む。 「おーい!そこの二人置いてくぞ!!」 広樹と英里は少し先にいてあたしたちを待っていた。 「おう!今行く!!」 といってこうちゃんは走り出す。 「行こうぜ、遥!」 あたしもこうちゃんについていく形で後を追う。