ずっと、そばにいてよ。






ていうか広樹たちとはぐれちゃったよ…

どうしよう…今頃心配してるよね…




あたしが不安に思い始めたその時





ぎゅるるるる



「え…?」




あ、あたしだよ…

あたしのお腹が盛大に鳴った。



「ぷっ」



くっくっと笑い出すこうちゃん。



「ひっどぉ~い!」



あたしは恥ずかしくなって、バシバシとこうちゃんを叩く。




「ごめんってば」



そういいつつまだ笑ってるこうちゃんに、あたしは頬をふくらます。