歌声が途切れ、絶叫が響く。 悲痛ながらも危うい綺麗さを持った美しい悲鳴。 ワドの持っていたハープはあっけなく転げ落ち、そのまま拾い上げられることはなかった。 一瞬遅れて到着したゼロがアイスを切り付け、飛びのいた隙にワドに呪いの効力を弱める魔法の封じ込められた水晶が放られられる。 悲鳴は止み、ワドは頭を垂れて動かなくなった。 気絶したらしい。 アイスはスッと目を細めて、威嚇するようにパチンと鞭を鳴らした。