『俺は商売があるから別れるな♪ばぁい』
「おいこらちょっとまて。そんな人魚姫状態で何するって?」
『離せ。そしてさようなら』
グイ、と捕まれた袖を引っ張ると、ワドは無表情に書いた。
「いやいや俺が許さねーぞ?」
『やだやだせっかくのビジネスチャンスがフイになるもんっ☆』
「せっかくのブレイクチャンスもなくなるだろーが。いいか、今日はぜってー離さないからな!」
しかもなんだよ最後の星、とテルがため息をつく。
「じゃ、休憩入れる?」
「あ、ごめんヒカリとまだ行くとこあるんだよね、じゃあ」
「楽しんでください」
女子軍はノリわりぃなあ、とテルが言って、近くの店を指差した。
「さあ、休憩タイム!」
「…全然休憩のテンションじゃないね…」
キースはそういってチラッとワドのホワイトボードを見た。
『げきオコだよっ、船長のバカッ!』
「…」
本格的に女子高校生だ、とキースは乾いた苦笑いを浮かべた。


