☆Friend&ship☆-季節はずれのモンスーン-


『俺は商売があるから別れるな♪ばぁい』

「おいこらちょっとまて。そんな人魚姫状態で何するって?」

『離せ。そしてさようなら』

グイ、と捕まれた袖を引っ張ると、ワドは無表情に書いた。

「いやいや俺が許さねーぞ?」

『やだやだせっかくのビジネスチャンスがフイになるもんっ☆』

「せっかくのブレイクチャンスもなくなるだろーが。いいか、今日はぜってー離さないからな!」

しかもなんだよ最後の星、とテルがため息をつく。

「じゃ、休憩入れる?」

「あ、ごめんヒカリとまだ行くとこあるんだよね、じゃあ」

「楽しんでください」

女子軍はノリわりぃなあ、とテルが言って、近くの店を指差した。

「さあ、休憩タイム!」

「…全然休憩のテンションじゃないね…」

キースはそういってチラッとワドのホワイトボードを見た。

『げきオコだよっ、船長のバカッ!』

「…」

本格的に女子高校生だ、とキースは乾いた苦笑いを浮かべた。