リ「うわっ!

…てゆか、寮からここまで瞬間移動でこればよかったんじゃ…??」



翡「…そういやお前寝てたな。入学式。
基本寮と校舎以外での魔法使用禁止。
つまり、寮からここまでくるあの道で魔法を使用するのは駄目なんだよ。」


…そんなルールが……。

早めにしれて良かったよ。


ガラガラ




夏「あ、きたっ!!!リアナおはよー!」



彩「おはよう、リアナ。遅かったわね。」



リ「二人がおいていったんでしょー?
てゆか、校門のところに居る生徒怖い。
翡翠はともかくなんで私まで様づけ…??



…ハッ!まさかバレてたり…。」



勝「それはないな。あり得ない。」



私の不安をばっさりと切り捨てた勝利。

勝利のくせにむかつく…。


あ、、昨日の仕返しもかねてちょこっと悪戯しよ。



心の中で魔法を唱える。
これは無唱魔法って言うんだよ!


«マジックハンド»



マジックハンドは3歳児でもできる魔法だけど悪戯にはピッタリなんだよねー。



コショコショ


勝「ひっ!ちょ、マジックハンド唱えたの誰だよ!?ひゃはははっ!!!!!マジで辛いから!」


お察しの通りマジックハンドとは相手をくすぐる魔法。


リ「解除。

勝利、次覚えててよ?」



勝「す、すいませんでしたあ!」


リ「ゆ、る、さ、な、い!!」


誰が許すか。後三回悪戯するまで許さないから。


案外根に持つタイプなんだからね!?