勝『……うっし! なんかワクワクしてきた!』
琉『そこ、ワクワクする所じゃないだろ』
花『……私、アルデーンの森はじめて…』
彩『私もよ。花音』
歩きながらみんながそんなことを話す。
後ろからみんなを眺める私の前を歩いている翡翠は、何も言わない。
リ『翡翠⁇』
少し駆け寄って、翡翠の隣に並ぶ。
翡『……何だ?』
リ『いや、ずっと黙ってるから。
緊張してるの?』
翡『そんなんじゃねぇ』
リ『そう? なら良いけど』
翔『リアナ!!! マズイことになった』
先に様子見に行っていた翔が、声を荒げて走ってくる。
リ『マズイ、こと?』
翔『……ああ。
炎だけじゃない。
光も、闇も、水も、草もいる』
何でそんなに多くの種が集まってるの?
リ『……ドラゴンは同種族異属性同士、仲悪いはずなのに』
翔『……元々、単体で行動するドラゴンが集団で出現するのもおかしい』
アルデーンの森で、何か起きてる?
リ『……翔』
翔『分かってる』



