彼方の君へ



目が覚めたら自分は誰かも分からず


ここがどこかも分からず


喋っている、思っているこの言葉でさえ…


一体何なのか…


わからない恐怖


まだ、幼く知識も少ない


7歳の少女に


それは


辛く厳しい現実だった