ただ、それだけ…




もう純が泣いている姿は見たくねぇ。




そう言っていた俺が、純を泣かせてるじゃねぇか………。












俺は溢れ出す涙を止めることが出来なかった。





ガンッガンッ!!




何度も壁に拳を打ちつけた。





血が吹き出しても痛くなかった。











ただただ溢れ出る涙を止めたくて……。