『ひぃぃぃぃ!こわい、優しすぎてこわいよぉ〜。』


「じゃあどうすればいいんだよ!!」


『ほんのジョークだ。』


こんのクソじじぃ…………!


『じじぃは失礼じゃぞ!』


え?何?この世界のみんなは人の心を読めるの?


わーすごーい。


つか何なの?喧嘩売ってるわけ?


さっきから駄うさぎといい、じじぃといい……。



『だからじじぃじゃ―――



「黙れ!さっさと用件を言ってもらおうか……。」


我ながら結構怒った。ウン。怒ったんだ。


『ひゃひゃひゃひゃ!ちょー怒ってるぅ!マジウケるんですけどぉー!』


プチ


「だまって聞いてればコケにしてくれちゃってさ……。」


しかもしゃべり方が今どきのJKだし!


「これが最後だ。用件をいえ。」


僕はそこら辺に落ちてるガラスの破片をくそじじぃに向けて言った。


『あ、いや、私が悪かった。用件を言おう。』


こうして、くそじ……おじいさんは震えながらも親切に僕に用件を言ってくれました。