気がつくとなんだか今にも滅びそうな街……いや村に着いた。


そこに若い人はいなく、年寄りしかいない。


あれ?一人のおじいさんの頭の上に▽←このマークが……?


話しかければいいんだよな?!


襲ってこないよな?!


「あ、あのー。」


『ふおぉぉぉお!だだだ誰じゃ貴様ー!』


なんだコイツ……。


あれ?僕はなんで声をかけたのか。


用があったわけじゃないのに。


「いや、すまん、何でもなかった。」


『いや、ちょっと待て!お前さんに頼みがある!』


おぉ!あのおじいさんがなんだか真剣だぞ!


「なんだ?」


僕は普通に聞いた!聞いたんだ!聞いたよね?


『そんな怖い顔で聞かなくても……』


なんか泣きそうになってるめんどくせぇぇ!


「わかったから用件をいえ。」


『ひぃぃぃぃ!こわい、こわいよぉ〜。』


あー!クソめんどくせぇ!


「何か御用でしょうか?」