それから、どのくらい一緒にいただろう。何を話すでもなく、ただただ桜を眺めていた。太陽が沈み夕日が違った桜の雰囲気を演出する。こんな穏やかな時間を過ごしたのは何年ぶりだろう。目をギラつかせ、血を見ない日は無いほど暴れ周り、そうしなければ生きてる実感が感じられず孤独に押し潰されそうになる毎日…
もう遠い昔の記憶のように感じられた…
正門の時計に目を向けると、18時を回っていた。久美の携帯が鳴る。会話の内容からして親のようだ。心配して掛けてきたのだろう。それが普通の親子だと思った。卓也は自分の携帯を取り出し、着信履歴を開いた。
3月26日 22:54 クソババア 不在着信
もう1週間以上前の着信履歴だった。卓也にとって何も不思議ではない事だったが、普通は違うのだろうと思った。
『帰るぞ!』
卓也は立ち上がり、公園を後にする。久美もその後に続いて公園を出た。
『俺、こっちだから!』
『そっか。じゃあまた明日。』
『ああ!』
そう言って、お互い別れた。
もう遠い昔の記憶のように感じられた…
正門の時計に目を向けると、18時を回っていた。久美の携帯が鳴る。会話の内容からして親のようだ。心配して掛けてきたのだろう。それが普通の親子だと思った。卓也は自分の携帯を取り出し、着信履歴を開いた。
3月26日 22:54 クソババア 不在着信
もう1週間以上前の着信履歴だった。卓也にとって何も不思議ではない事だったが、普通は違うのだろうと思った。
『帰るぞ!』
卓也は立ち上がり、公園を後にする。久美もその後に続いて公園を出た。
『俺、こっちだから!』
『そっか。じゃあまた明日。』
『ああ!』
そう言って、お互い別れた。

