一足先に池ノ内公園に着いた久美は園内を散歩して回った。時期的に桜が綺麗に咲いている頃だ。予想どおり池の周りを覆うように桜が取り囲んでいる。
『キレイ…』
思わず見とれる。桜は1年に一度、たった1週間の為に存在する。その儚さが人気の理由なのだろうと思った。もし年中、咲き誇っていたらここまで大切にされてはいないだろう。
園内をぐるりと回ると、正門の時計が目に止まる。時間は13時を回った所だった。腕時計でも確認する。間違いはないようだ。久美はフーっとため息を吐いてベンチに腰掛けた。
『道迷ってないかな。』
青々とした空を見上げて行った。雲一つない晴天だった。この後、卓也と二人でパンを食べる所を想像してクスっと笑う。
一方その頃、卓也は駅のゲームセンターにいた。
『キレイ…』
思わず見とれる。桜は1年に一度、たった1週間の為に存在する。その儚さが人気の理由なのだろうと思った。もし年中、咲き誇っていたらここまで大切にされてはいないだろう。
園内をぐるりと回ると、正門の時計が目に止まる。時間は13時を回った所だった。腕時計でも確認する。間違いはないようだ。久美はフーっとため息を吐いてベンチに腰掛けた。
『道迷ってないかな。』
青々とした空を見上げて行った。雲一つない晴天だった。この後、卓也と二人でパンを食べる所を想像してクスっと笑う。
一方その頃、卓也は駅のゲームセンターにいた。

