NEVER〜元総長の君へ〜


「そんなに大変なのに、今日 来て 大丈夫だったの⁇」

「……は⁇」

陽翔が不機嫌そうな声をだす。

あ……、変なこと言っちゃったのかな⁇

「何で、そんなこと聞く⁇」

「いや、だって……疲れてるのに 遊園地とかいったら、余計に疲れるじゃん。

それなのにいいのかな⁇って。」

「いいに決まってんだろ⁇

梨那はそんなこと 気にしなくていい。」

……なら、いいんだけど。

「心配すんな、ですよね⁇」

「……はぁ⁇」

「たまには素直になればいいのに……」

「凪兎 黙れ。」

ジャンバーの首元を伸ばしながら 陽翔はいう。

「ホント、素直じゃねーな。」

「絞めるぞ。」

いや、陽翔 怖いよ。
亮哉に対してだけ、本当 加減とかないよね。

実際、亮哉 黙り込んじゃったし。

「とりあえず、楽しく行きたいんだから そういうの言うのはやめよ⁇」

「ん、悪い。」