NEVER〜元総長の君へ〜


何となーく、陽翔が拗ねたように感じたから フォローをいれる。

「俺の部屋は 陽翔の隣だ。」

「ふーん、近いんだね。」

「あぁ、俺は陽翔の側近だからな。」

「俺は近くに居ないでいてほしい。」

「毎晩 俺の部屋に来るのに⁇」

「別にそんなことない。」

「いや、来てる。
昨日とか、寝ようとしてる時に 仕事持ってきてさ……そのおかげで寝坊したんだけど。」

「要領の悪い お前が悪い。」

「でも、結構 量 多かったぞ⁇
それに陽翔だって、出来ないから 持ってきたんだろ⁇」

「……やろうと思えばできた。」

「意地張ってんなよ。」

「……父さんがたくさん持ってきたから……」

「それは分かってるけどさ。」

「俺だって、寝不足だ。
家に帰ったら、続きをしねーと。」

大変みたいだね。

っていうか、もう仕事とか 任されてるんだ。