NEVER〜元総長の君へ〜


「別にそういうこと、気にしてないもん。

他の人がどう言ったとしても、お父さんはお父さんだし。」

私がそう言ったあと、皆 黙り込んだ。

皆、お父さんのこと 思い出しているんだろうな。

明るくて 優しくて 家族想いで……いつも笑顔だったお父さんのこと。

そのまま、ご飯食べ終わったから お皿下げて 自分の部屋に戻った。