「そこに溜まってる先代さんたちがいる所為で、幹部……輝・志維・一誠が来れないんじゃないの⁇

……はぁ。

梨那ちゃんは 可愛いから許すけど、他は……」

陽翔・亮哉・凪兎の3人を見てから、 "やれやれ" と肩を竦めて 首を振る陽向。

「そうだろ、俺の彼女可愛いだろ。
いくら弟とは言え、陽向にも譲らねーからな⁇」

……もう、恥ずかしいことばっかり言わないで。

「いいもーん、譲ってもらわなくても いつか略奪するもんねー!!!」

陽向も、思ってもないくせに そんなこと……。

「面白そうだから、俺も参加するか。」

琥珀の悪ノリ、普通にウザーい。

「ん、これは俺も参加したほうがいいのか⁇」

亮哉、ここで天然を発揮するのは辞めて……疲れるんだから……。

「それなら、私も参加しましょうか⁇」

いや、凪兎はダメ。
前に彼女がいる、って聞いたことがある気がするし。