NEVER〜元総長の君へ〜


「……いや、いいんだよ。

二人とも落ち着け。
特に陽翔、梨那にそんな大声あげんな。

悪気があるわけじゃないんだから、俺だって気にしてない。

別に聞かれてもいいんだって。

それに仲間に過去の話 してないのが悪いんだ。

梨那、陽翔の言ったこと 気にするな⁇

……水原と話してみる。」

言い過ぎたかもしれない、って多少は思っていたから 亮哉が "気にしないでいい" って言ってくれるから 良かった。

それはともかく 亮哉にとっての私の言葉の影響力大きすぎない⁇

私が言ったから、伊織と話すことにする、って。

本当にそれが 亮哉の気持ちなの⁇