「わたしね、翔とずっと一緒にいるの… ずーっとずうううううっとよ」 キャハハハハハと笑う遥。 そして遥は包丁を振り上げ、 心臓めがけて一気に落とす。 「これで、ずーっと一緒なの……これで、私のものよ翔……」 薄れゆく意識の中で、遥の涙ぐんだ笑顔が目に入った。 ごめん… 声にならない呟きを残し、 相田はそっと目を閉じた。