床に敷かれた布団に優しく遥を押し倒す。 遥の柔らかい髪が頬に触れた。 抵抗もせず、うっとりと遥は相田を見上げる。 「津辻さんが言ったことは本当だったんだ……」 遥の着衣を乱れさせながら、相田はぼそりと呟く。 「え?」 何かが聞こえたのか、遥が声を出す。 その声を押さえつけるように、あいだはもう一度遥に深く口付けた…………………