虹色彼氏

「そーなの!

お昼ご飯余り物だけど肉じゃがよ」

そう言ってお母さんはキッチンへと戻っ

た。

はぁ…今の会話凄く疲れた。

靴を脱ぎながらため息をついた。

せっかくオシャレしていったのにな…

お気に入りの黒いショートブーツを見な

がら涙目になる私。

「うー…」

涙を必死に流さまいと踏ん張っているん

だけど、どんどん涙は溢れてくる。

上を向いて目の奥へと誘導するのだが

なかなか頑固で奥へ行ってくれない。