虹色彼氏

優斗の表情が凄く強ばった。

現実を受け止められない、そんな顔を

している。

「ちょ、待てよ…俺は恋華以上に

大切に思ってる奴なんて…」

「なのに?私よりえりをとるのに?

矛盾してるよ」

「いや、それは…」

「言い訳?それなら聞きたくない」

えりと私と優斗しかいない教室が静まり

かえった。えりは多分、この状況を

楽しんでる。いや、喜んでいるだろう。