虹色彼氏

ぎこちない雰囲気が漂う中、

私はなるべく、拓音より遠いところへ

座った。

居心地が悪い、そんな沈黙が流れる。

「…真星、さっきのは…

本当にごめん。あいつとはただの

バイト仲間で…」

バイト仲間なのにキス…したの?

「俺が好きなのは真星なんだ…!」

私としたことがないのに?

好きだなんて言ってくれたことないよ?

「もう、藤本とも会わない。

バイトもやめる。」

「…え?」