記憶の欠片

賑やかな教室に入り席に着くと、
前に座って寝ていた深緑の長い髪を
二つに結んだ頭がのそりと上がった。

「おはようミリィ。遅いよー、
退屈だったから寝ちゃったよ。」

「おはようリオ。ごめんごめん。
いつも通りに来たつもり
なんだけどな。」