男は金髪でいかにも不良って感じで女の方は男を誘っているような服に、傷ついた茶髪
そして男の腕に絡めている
「ごめんね~」
女が座りながら私の方を向いて謝った
「全然」
「ほら~タカシ~座ろうよ~」
私は未だに座らない男を見た
「あ、あぁ・・」
男は私から視線をそらし耳を赤らめた
「お待たせしましたー
ごゆっくり、どうぞ」
注文していたステーキが来た
私は軽く店員に頭を下げた
私はステーキセットを食べ始めた
前に座っている二人は注文をしイチャつきだした
でも男のほうは何処かぼんやりしている
そのとき、ピカッと空が光り、一つの間があり雷が鳴り出した
「キャア!恐い~タカシ~」
前の女は悲鳴をあげながらタカシとかいう男にしがみついた
私は前の二人から視線外し空を見て心の中で笑んだ
高ぶる感情を抑える
私は再び食べ始めた
リュックから携帯を出しさっき連絡先を交換した女の番号を表示した
[神田 晶子]と表示されていた
神田晶子ていうのか・・
そんなことを思っていると、もう一つの携帯がなった
私は手に持ってる携帯を机に置きリュックから鳴っている、もう一つの携帯を出して通話ボタンを押した
「何処に居るんだ?何か騒がしいぞ」
由の声が聞こえてきた
少し低い声になっているのがわかる

