私はそれを受け取り見てみた
確かに全身、黒に包まれていて顔はフードで隠されていて良く見えない
が、ソイツは間違いなく冷だった
だが何故、アイツが私のマンションを知っているのか解らなかった
「どうですか?」
「コイツは今もマンションの周りをうろいているのか?」
「その写真は昨日の物なので多分、今日も居ると思いますよ」
「そう」
私と蔵智の間に暫く沈黙が続いた
そこに鍵を開ける音が聞こえ由が帰ってきた
「蔵智・・」
由は驚き、そう呟いた
「お久し振りでございます
お留守中に勝手にお邪魔して申し訳御座いません
赤さんにお知らせ居したいことがありましたものでお伺いしました」
「そうか
おい浬士、勝手に入れるなよ」
「何で?」
「お前は狙われている身なんだぞ?
変装してくるかもしれないのに」
「私が狙われてる話、初めて聞いたけど」
「まあ、それは・・」
「また由は私に隠そうとしている
大体、予想は付くけど」
「悪い
まあ、でも蔵智に化けるとは思わないがな」
由は私の隣に座った
「で?知らせたいことって何だ」
由は蔵智を見た
「これ」
私は写真を由に見せた
「誰だコイツ」
「そいつが私の前のマンションにうろついているんだって」
「・・・おい蔵智、コイツ連れて来い」
「え?」
「由、コイツ冷だよ」
「は?」
「え?」
由と蔵智は同じ反応をした

