私は由の上から退きクローゼットから黒の膝上ワンピースを着た

「早く出て行け」

私は由に言い放った
だが由は私を抱き締め「悪い」と謝った

「そんな言葉は要らぬ」


「悪い、本当に悪い
これからは浬士の事、大事にするから・・
頼むから傍に居てくれよ・・頼むから、
浬士が居なくなった後、後悔した・・本当、悪い!」


「本当に主には私が必要なのか?」


「あぁ」

私は由の服を握りしめ抱き締め返した

「由が私を必要ならば私も由が必要」


「愛してるよ浬士」

由は私を壁に押し付け腰に手を回し支え今までになかったようなキスをしてきた


「ん・・」