future of killer 2





「おい、コイツ誰だ?」

由は向かい側に座っている男を指差した

「知らない人
混んでるから合席だってよ」


「ふーん
それより帰るぞ」


「まだ食べてる」

私はステーキを指差した

そしたら由は、又呆れてるかのように溜息を吐き、私の隣に座った

「又呆れてる」


「あ?」

由はソファーに凭れ掛かり腕を組んで私を見た


「さっきも呆れてた」


「あぁ・・」


「そんなに呆れてるなら別れてもいいぞ」

私はステーキを食べ終え水を飲み干した


「お前に呆れてんじゃねぇよ
お前に甘い自分に呆れてんだよ」


「そう」


「それとお前は俺と別れられないから」


「何で?」