future of killer 2





「商店街の近くのファミリーレストラン」

私は窓の外を見ながら応えた

「又一人で出かけたのか?」

「・・・」

私は声に出さずに頷いた

「出かけるときは俺とって言っただろ
どうせナンパされたんだろ?
本当、心配が耐えないな・・」

由が呆れてるのが声でわかる

「仕事じゃろ?」


「外でそんな言葉遣いで話すな
普通に話せよ」

「由、仕事だろ?」


「仕事とか関係ねぇよ
仕事より浬士が優先だ」


「そう」


「浬士」

由が穏やかで優しい声で私の名前を呼んだ

「何?」


「これから出かけるときは絶対、俺と、だぞ?」


「ん」


「今から迎え行くから待ってろよ」


「ん」

由は私の返事聞いて電話を切った

私は携帯を閉じ机の上におきステーキを食べ始めた

雷と雨は収まる気配が無い








数十分後、私の前に由が立っていた