日記帳を閉じると、 私の名前が見えた。 「加藤楓」 カトウカエデ 誰からもらったのかもわからないこの名前。 お母さんは高校生のときに私を産んだ。 そして 父親に私を託した。 どうしても知りたいと言っても、 父親は私に 母親のことをそれ以上言うことはなかった。 でも 父親は私を大切に育ててくれた