若頭の溺愛


「お前の名前は?」





「黄瀬なつめ。」





私はアメをもらったからご機嫌で、口にアメをふくみながら喋った。






彼は、''そうか。''といって優しい笑みをうかべた。






なんだ。そんな顔もできるんじゃない。






フッとあとの2人に目を向けると、驚いた顔をしていた。






「なんでそんな顔してるんですか。」






気になったので思い切って聞いてみた。

すると彼らは、笑って





「若の笑ったところ、とても久しぶりだったもので、つい。」






と言った。






まず、若ってなに?
ちょ、急に怖くなってきた。
一応、私も彼らの名前を聞くことにした。






「みなさんの名前はなんですか。」






なんだか嫌な予感がする。
とてもとても嫌な予感。






「ん?俺らか?
俺は、龍崎組若頭の龍崎要だ。」






「私は龍崎組若頭の側近の隆です。」







「俺は、龍崎組情報屋の蓮です。」