若頭の溺愛



「お前の名前を教えろと言っている。」




私は、イライラしてたからつい感情的になった。




「その上から目線やめたらどうですか?
とても不愉快な気分になります。」


捨てると決めた感情を表にだしたのはとても久しぶりだった。





「......ック…ハハハッ!」





私が冷静に反論する姿を見て彼らは急に笑い出した。





なによなによ。こっちは起こってるっていうのに。





もういい。喋らない。

私はどんなに相手が私に声をかけても無視すると決めた。






「すまん、すまん。怒るな。」






どんなに謝っても許さない。
私のメンタルはズタボロだよ。







「期限なおせよ。な?」





彼はそう言って眉を下げ、困ってる子犬のような顔をした。





そんなんで流されないぞ、私は。






「飴あげるからいい加減機嫌なおせよ。」




「っえ?飴?」





っあ。飴が好きだからついつい反応してしまった。





「ああ。アメいるか?」






「うん、いる。」






アメにはかなわないよ。
しかたない、話は聞いてやろう。