若頭の溺愛



「おろしてよ。」




なんで車に乗らないといけないのよ。





「それは無理だ。」






やっと返事してくれた要様。





てか、なによ無理って。
おろすことぐらいできるでしょ。
車を止めればいい話でしょ?


この際だから、全部ハッキリ言おう。





「無理ってなんですか。車止めればいい話ですよね。
早く車停めてください。」





私は彼の目を見て話すと、彼の目が一瞬だけ、見開かれた。




なによ、さっきから笑ったりびっくりしたり。