若頭の溺愛



「はい。小テストの時間は終わりです。
後ろから前にプリントを回してください。」






授業が終わるまであと1分。






はやく終わって欲しい。







まだ私は、このあと起こることに気がついていなかった。







プリントが回収され、委員長の号令で授業がおわった。







次は移動教室か。







移動教室のため、次の授業の教科書をもち、教室を出ようとしたら急に廊下が騒がしくなった。







うるさいな。
イケメンでもいるわけでもないんだから、ちょっとぐらい静かにできないのかしら。






「「「きゃあああああああ!」」」







急に廊下から女子たちの叫び声が聞こえた。