「話を聴いてただけだったけど、俺気になって仕方なくてさ……。写真もクラスのとか見せてもらって……、彼氏いる子には言いにくいんだけど……。好きなんだ、君の事」

真っ直ぐと私を見て
タケルさんは腕を掴んだ。

驚いて怯えた。
タケルさんの目に光がない。
逃げなきゃと思うのに動けない。

「あの……」
「亮には悪いけど、告っても良いかな」

私は、唖然とした。
亮以外に好きなんていわれたの
初めてだったから。
顔が赤くなり、私は俯いた。

「ごめんなさい……」

“キュッ”

タケルさんの腕を掴んで離した。
彼は眉を下げてヘルメットをかぶる。

傷つけた。
こんな形でなんて初めてで
私は何もいえなかった。

「……ごめん」

“ブロロロロロン!!”

私は一人取り残されて
タケルさんの家に行く。

息が少し、熱かった。