「ふわぁぁぁ……。」 欠伸をしながら外に立っていた。 右手にスクールバック。 左手にお弁当。 亮にすぐ渡せるように。 “チュンチュンチュン……。” 小鳥がとろんとした目を閉じようとする。 いやいや、寝ちゃ駄目。 というか立ったままじゃ寝れないでしょ! あ~あ。 早く来ないかなぁ。