一人で階段を下りていく。 何で、彼を見ていたいのに。 今日一人番だしなぁ……。 帰っちゃいたい。 「れん君かぁ……。」 運命って、信じる? “タシタシタシ。。” 赤い糸って、信じてる? “タッタッタッ。” 早まる鼓動と足音が重なった時 「…………。」 あたしは彼と出逢った。