『お前、乗る?』
部活に時間をとってしまい…
塾に遅れる!!
そうやってあたしが騒いでた時。
教室ではポーカーフェイス、クールな奴が言った。
高野悠。
かなりモテる。
あたしは、ちょっと高野の事が…気になってたり。
「……へ?」
『俺、歩いて帰るしさ。
明日学校までこれ乗って来てくれれば良いから。』
………う…
嘘ぉおおっ!?
あ、あのクールな高野が、超優しい!!
……って失礼だし。
胸のドキドキが止まらない。
「でっ、でも…高野に悪いし…」
『お前、そんな事言う柄かよ』
クスッと笑う高野。
格好良い…
笑顔初めて見た…
ってか…あたし達、喋った事無いよ!?
赤くなる顔。
夕焼けが空に広がっている。
夕焼けのせいだと思われる……かな?
初めて喋ったけど…あたしってキャラ定まってるのかな?
恥ずかしいー…
『ほら、早く。
遅刻すんだろ?』
でも…でも…
あたしがぐずぐずしていると…


