何度も君に恋をする


「よしっ!」

くよくよしてたってどうしようもない!

気合いをいれて長い前髪ピンでとめて背丈ぐらいの髪をポニーテールにしばる。

段ボールから本を取りだし作業に取りかかる。


えっと...本の名前とラベルにかかれた名前を照らし合わせればいいから.....


そのとき、ガラッとドアの開く音がきこえた。

当番の図書委員かな?なんて思いながら振りむいてみると....

なんで、坂田くんが図書室に.....?'

来る人もいるでしょ。

なんて思うかもしれないけど、あのクールイケメンの坂田くんがこんな遠い図書室に来るイメージがないから...

たぶん驚かないほうがおかしいと思う。