「・・・・」 今私は、ある一部屋の前で立ち止まっている。 斎藤さんの部屋の前で。 斎藤さん以外の人は呼んだんだけど、流石に好きって自覚したから余計に・・・ でも、全員待ってるよね! 「斎藤さん、夕餉が出来ました。」 シーン 「斎藤さん?」 スー ね、寝てる・・・ 「斎藤さん、起きてください。」 スースー 寝息だけが聞こえてくる。