「じゃあ明日ね~♪」
「ばいばぁ~い」
「じゃあね~」



そういって分かれたあたしたち。



上を見上げると

一年前と変わらない…

キレイでやさしい香りをまとっている

桜の木があたしを見下ろしていた。