「はいはい、そこまで。」 2人の間に入って喧嘩になりそうな雰囲気を消す梨々香。 この光景も見慣れてしまった。 「ところでさ。真理奈は花火大会、誰と行くの?」 いまだピリピリした雰囲気のままの2人を放っておいて 梨々香がにやにやしながら聞いてきた。