私が何とかするとは言ったけど、



私が殴られかねない。



拓斗と真理奈が話すのさえ許せない独占欲の塊が



花火大会に一緒に行くのを許すわけがない。



もちろん作戦はあるんだけどさ。



私は足早に颯のもとに向かった。