「朝から賑やかだな」


ハッとして振り返る。そこには朝から爽やかさ全開の健太がいた。


「あ、健太!おはよ」


「はよ」


「おっはよ〜けんけん」


「ん、おはよ」



あたし達はいまだに悔しがってる大雅をおいて歩き出した。



「おいっ!オレのことは無視か?!」



後ろからそんな声が聞こえたような気がしたけど、聞こえてないフリ。



「お前らー!オレを置いてくなー!!」


そう言ってあたし達のところにかけよる大雅。


いくらなんでも朝からテンション高すぎる。