でも…よかったぁ…。
私が勘違い、してただけなのかぁ…////
「…よかったぁ…」
「え、なに、その、よかった、って」
「…だ、だって!私との約束、一度も破ったことのない透馬だったのに…って、信じられなかったんだもん!」
あぁ、本当によかった。
それに…今も、付き合ってる人いないって…言ってたよね?
まだチャンスはあるって、ことかな…。
ふと窓の方に目をやると、
白くふわふわしたものが、空から降りてきていた。
雪だ。
「ねぇっ!透馬っ!雪だよっ!雪が降ってるよ!」
「ったく〜…。雪ぐらいではしゃぐなよ〜…」