そんなアナタが好きなの





…――稜くんにフラれちゃったから。


「うえぇーん。

稜くんのばかぁ〜。
バカ、バカ、バカ、バカー!」


泣きながら、運動場に向かって叫んだ。


でも、涙は止まらないけど…。

ちょっとだけスッキリした。


運動場を見ると、体育の授業をしていた。


「あっ!

聞こえてないよねっ!?」


…聞こえてないはずっ!!


―――しばらく落ち着くまで屋上でぼーっとしていた。